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グロースをデザインするひと

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意外とハマってしまう論理クイズ(小学生にもわかる解法つき)

つい昨日、こういうアンケートをTwitterでやってみました。このクイズにみんながどのくらい回答できるのか急に気になった。良かったら回答&rtお願いしゃす。「Aさんが風邪を引いていないとき、Bさんは常に風邪を引いています。さて、いま現在はBさんは風邪…

FBIプロファイリング班に学ぶデータチームの動き方 『マインドハンター』

何年か前に買ってずっと積ん読状態だった『マインドハンター』を読みました。 かの有名なロバート・レスラーとともにFBIのプロファイリング研究の基礎を築いたジョン・ダグラスの著作。マインドハンター FBI連続殺人プロファイリング班 (ハヤカワ文庫NF)作者…

「PMF」という言葉の空虚さについて

ここ数日でまたPMFについての話題が盛り上がってますね。note.com(たぶん)それに関連して坪田さんが今日こんなツイートをされていました。PMFが話題だけど、昔commというチャットサービスを作った時、ノンプロモにも関わらず、リリース後24時間でApp store…

データ分析の教科書としての『ネットは社会を分断しない』

Twitterかなにかでみかけて気になって買ってしまったこの本。ネットは社会を分断しない (角川新書)作者: 田中辰雄,浜屋敏出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2019/10/10メディア: 新書この商品を含むブログを見る先ほど読了しましたが、なかなかに良い本でし…

ウィーンで電動キックボードシェアサービスのLimeを使ってみた

今年もウィーンに来ています。一年ぶり。ウィーンの街を見ていてこの一年で大幅に変わったのがこれ。電動キックボードシェアサービス。 こんな感じで、街なかのいたるところで電動キックボードを見かけるようになりました。

『誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性』

またまた久しぶりのブログ更新。 最近読んだこの本がめちゃくちゃ面白かったのでその紹介。誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性作者: セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ,酒井泰介出版社/メーカー: 光文社発売日: 2018/02/15メ…

「継続率が高いサービスはUXが良い」を証明する

任意のサービスについて「UXが良くなければ継続率が高くない」を真だとするとその対偶である「継続率が高ければUXが良い」も真となる。 Q.E.D.

『行動経済学の逆襲』を読みました。 【積読本 Advent Calendar 2017 21日目】

この記事は積読本 Advent Calendar 2017の21日目の記事です。予約は早々に埋まっていたと思うけど、ここまでみんな書いてなさすぎワロス テーマがテーマだけに真っ当な気がしないでもないが。積読本アドベントカレンダーに登録しておいて書いてない人が多いの、…

GoogleAnalyticsで見る、ブログがバズったときの流入の時間別遷移

昨日書いた記事が思ったよりもバズりました。 migi.hatenablog.com読んでくださった方々&拡散していただいた方々、本当にありがとうございます。自分のブログとしては普段なかなか見ない流入数でしたので、その流入経路についてごく簡単にまとめてみました…

KPIツリーを作る意味とその作り方

私は以前にグッドパッチというデザイン会社でシニアグロースデザイナーという肩書で働いており、そこで「グロース勉強会」なるものを主催しておりました。隔週で有志が集まって、そこで私の持っているグロースまわりの知識や経験を一時間ほど共有するだけと…

CallToActionボタンの小ワザ

固定ヘッダーにCallToActionボタンが置かれていてスクロールするとついてくるサイト、最近よく見かけますよね。こういうの。スクロールするとヘッダーが出てくるやつ。 www.invisionapp.com 最近よく見かけるって言ってもけっこう前からありますが。この作り…

誘導の本質

昨日、この記事がバズってました。blog.tinect.jpこの記事の一番重要な部分は次の一文。 相談を受けている時、真に必要なのは、相手の「恐怖」を取り除いてあげることである。 これはまさにその通り。しかし、似たような考え方ですが次の言葉のほうが個人的…

ユーザの平均継続期間が「1/解約率」で求められることの数学的証明

グロース分野においてユーザがそのサービスを平均でどのくらいの期間使ってくれるか?という数値は重要な値です。例えば、広告の費用対効果を見るためにも計算するLTV(Life Time Value)。 LTVはユーザを1人獲得することで平均でどのくらいの売上に繋がるかと…

「平均値」の落とし穴を理解するためのクイズ1問

先週あたりにこちらの記事がバズってました。非常に良い記事です。 math.nakaken88.com 私もよく「平均値だけを見てサービス改善施策を検討するのは危ない」という話はしていて、その際には簡単にそれを理解できるように次のクイズを出すようにしています。 …

Pause. Rewind. Go Small. Double Down. Repeat.

自分がグロースまわりの仕事を進めるときに行っている作業の各ステップが頭のなかでうまくカチッとまとまったので、ここで言語化しておきます。そのステップとはこのようなもの。 Pause. Rewind. Go Small. Double Down. Repeat. ぶっちゃけ、これらの記事に…

グッドパッチを退職してフリーのグロースデザイナーになりました

10/31付で株式会社グッドパッチを退職しました。 キャッチ画像はそのときにいただいたお花。とても素敵。ありがとうございました。 そして。次になにをするかと言うと、どこかの会社に転職するわけではなくフリーランスとしてがんばっていくことにしました。

サルトルに学ぶグロースデザイン、あるいは人間の選択について

人生は選択の繰り返し 自分の仕事であるグロースデザインについて語る際に、その本質は「いかにユーザの行動をコントロールするか」であるという話をよくしています。migi.hatenablog.com migi.hatenablog.com「いかにその行動をさせるか」ということは「い…

データビジュアライゼーションとインフォグラフィックの違い

以上。

「グロースをデザインする」という考え方

グッドパッチにおいて、私は「シニアグロースデザイナー」という肩書で業務をおこなっています。この「グロースデザイナー」というあまり聞き慣れない肩書を名乗りはじめて一年近く立ついま、表題のとおり「グロース」を「デザイン」することについてあらた…

フォームでの離脱を防ぐ最強のEFOを考えてみた

ふと、こんなの思いついちゃったんですよ。http://migi1982.github.io/ero-efo/ こんな感じ 最初にアクセスするとこんな感じ。普通のフォーム。

グロースのことについて語るときに僕の語ること

私はグッドパッチにおいてシニアグロースデザイナーという肩書で働いており、他のメンバーからよくグロースまわりの質問を受けます。 「CVRを上げたい」「アプリの継続率が悪いのでどうにかしたい」など、質問の内容は多岐にわたりますが、だいたいは「ユー…