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グロースをデザインするひと

『スタシス・エイドリゲヴィチウス:イメージ——記憶の表象』

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武蔵野美術大学の美術館でやっている、スタシス・エイドリゲヴィチウスの企画展を観に行ってきました。
mauml.musabi.ac.jp


浅学ながら実はこのアーティストさんのことは今まで全く知らなくて。
昨日この企画展の情報がFacebookで流れてきて、なんとなく気になってしまい。
それで今日ムサビまで行ってきまして。

結論から言うとかなりのクリティカルヒット
これまでの人生で自分がこの人の作品と出会ってなかったのが逆に奇跡。

美術館内が撮影禁止だったので写真は無いのですが、こんな↓感じの作品の人です。
www.google.com

いくつかの作品を観ての最初の感想は「陰鬱としたマグリット」でしたね。

マグリットも充分に陰鬱とした雰囲気ではあるのですが、それがニュートラルなものに見えてくるぐらいの陰鬱さ。大好き。

どの作品もしっかりと名前がつけられているんですが、その一枚一枚の絵からいろいろな物語を想像させられ、かなり惹きつけられました。

この方の作品オンリーでディクシットがプレイできそうなくらい。
というか欲しい。スタシス版のディクシットをプレイしたい。


上に挙げたGoogle画像検索の中にもちらほらありますが「仮面」をモチーフにした作品も多く、そこも自分の趣味にぶっ刺さりました。仮面大好き。
実際にこの方がデザインした仮面の実物も美術館に飾ってありましたね。


そして、演劇作品も作られているらしく美術館内で放映されていました。
チラッと見た感じそれも好みな感じで。
「どうせYoutubeかなんかでも観れるだろう」と思ってしっかり観てこなかったんですが、ネット上に全然見つかんないよチクショウもっとゆっくり観てくれば良かった。



そんな感じで。
シュルレアリスム陰鬱仮面演劇と、オレのツボをかなり刺激されました。大満足。


ムサビまで行くのちょっと大変かもですが、展示作品数も多く良い企画展だったので興味ある方はぜひ行ってみると良いと思います。