パリ雑感、あるいはちょっとした愚痴。
いつものウィーン旅行にプラスして今年はパリにも来てみました。
美術館はさすがに良いところがいっぱいあって、パリでしか観れない作品をたくさん観れたのでそこは大満足。
カタコンベもモンサンミッシェルもヴェルサイユも素晴らしかったです。
ただ……。
プライヴェイトで来ることは二度と無いだろうなとも思っています。
以下、書き綴ることはパリが好きな人には申し訳ない内容です。
そんなにいろんな国に旅行に行ったことはない人間ですが、そのせいかどうしても大好きなウィーンと比べてしまうことが多く。
そもそも、ドイツ語はちょっとわかるけどフランス語が全くできない人間なのでその意味での差もあるだろうけど。
- 街がとくかく汚い
- いろんな人に汚い汚いとは聞いていたけど、想像以上に汚かった
- ゴミ落ちまくり、タバコの吸殻落ちまくり
- ウィーンの街は不思議なくらいキレイでお散歩するだけでエンタメ感がある
- 人が多すぎる
- 治安が悪い
- 自分は酷い目にはあってないですが、街を歩いていて緊張感が凄い
- ウィーンは下手したら日本より治安が良い
- 深夜帯に人気がない道を普通にお姉さん1人で歩いてる
- 前にブログに書いたけど、空港→ウィーンの電車でみんな自分の荷物を荷物置き場に放置してどっか行っちゃうぐらい
- 今回の旅で、温泉でみんな荷物をてきとーな場所に放っておいて泳ぎに行くのはさらにビビった
- セキュリティチェックが厳しい
- テロ警戒で仕方ないかもしれないが、どの美術館に入るのにも空港なみの荷物検査
- 美術館で並びまくる原因でもある
- いろんなところでアサルトライフルの実銃を持った軍人さんが大量にいるのをみかける
- 慣れていないせいか、正直怖い
- テロ警戒で仕方ないかもしれないが、どの美術館に入るのにも空港なみの荷物検査
- 食べ物のコスパが悪い
- 自分があまり良いお店に行けてないだけかもだけど
- スーパーで買うものやカフェで食べるものがそこまで美味しくない
- ちょっと良いもの食べようとすると値段が爆上がり
- コーヒーもウィーンのものの方が好み
- 泊まる場所の値段が高い
- ウィーンで今回は中央駅そばのアクセス良い新しい物件に泊まって、広々としたステキなお家だった
- パリでモンパルナス駅そばのそこそこアクセスが良い物件にウィーンと同じような値段で泊まって学生寮を思い出す部屋だった
- アクセシビリティが悪い
とまぁいろいろ言ってしまってますが。
来たこと自体には後悔はしてないんですけどね。
一生に一度は来なきゃなと思ってたし、一度は生で観たいと思ってたものをたくさん観れたし。
美術館巡りもできて、イノサン聖地巡りもできたし。
パリが生み出す(生み出した)文化は好きなんですけどね。
前にブログでも紹介したヨアン・ブルジョワとかのシルクヌーボーの公演や、どうしても観たいバレエの公演があったらそれを観に来る可能性はあるかも。
migi.hatenablog.com
大好きなデュシャンやダリもパリのお世話になっているし。
哲学者のサルトルや小説家のカミュもパリだし。
「観光」としては良いですが「生活を楽しむ」ってのはちょっと辛そう。
逆に、自分がここ数年毎年ウィーンに行ってた目的が「観光」というより「普段とは違う日常の中での生活を楽しむ」ために行ってたんだなと認識できました。