芸術について
禁断異系の美術館1 エロスの畸形学 (TH SERIES ADVANCED)
- 作者: 相馬俊樹
- 出版社/メーカー: 書苑新社
- 発売日: 2009/03/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「真の芸術とはわれわれ自身のうちなるものを開陳することでしかありえない」
これはすごく同感。自分もよく似たようなことを言ってたりもするんですが、どっかからか借りてきたような、自分の中に無いテーマで作品なんて作れないと思うし作っても薄っぺらいものになってしまうと思うし。
逆にこれがあるからこそ作品を観て「この作者さんはどういう人なのか?」を想像する楽しみがあると思う。ダンスでも絵画でも小説でも何でも良いんだけど、作者さんの内面が色濃くでている芸術作品は大好きです。
ちなみにこの言葉を言っているのはピエール・モリニエというシュルレアリスムの芸術家。詳細はコチラ。
「自己フェラチオ用の器具を開発して写真に撮り、名刺がわりに配る」とか「黒のストッキングとハイヒールで女装した自身の肛門を、踵に括り付けた自家製ディルドーで犯しながら、そのアクロバティックな姿を写真に収める」とか「早逝した妹の亡骸の上に絶望の涙とともに、なんと、こらえきれず漏らした精液をも滴らせる」とか、かなりアレな感じの方のようで。
素晴らしい変態さん。変態さん素晴らしい。