フリーのグロースデザイナーになって3ヶ月がたちました
昨年の10月末にグッドパッチを辞めてフリーのグロースデザイナーになって3ヶ月。
特に区切りが良いわけでもないですが、この3ヶ月を簡単に振り返っておこうと思います。
あ、結論から言うと(とりあえず今のところは)かなり順調に生きてます。
ここ3ヶ月でやったこと
主なところとしては。
- フロントエンドの開発(こまごま色々あるけれど、とりあえずReactは大変だった。良い仕組みではあるけれど)
- 新規アプリのUI改善の提案
- 新規アプリの広告クリエイティブ、ストア画像の提案
- 既存アプリの会員登録数改善の提案
- 新規サービスのリーンキャンバス作成協力
- 既存サービスの広告運用方法の提案
- 既存サービスのKPI再定義の提案
- 既存サービスの数値解析・機能改善提案
- 社員へのグロース関連知識の教育
思っていたよりは、自分の手を動かすより相談を聞いて数値を見て何かを提案するお仕事が多い感じです。
フリーランスになって良かったところ
ねこ!!!
自宅で作業しててふと振り返ると、ねこたちが寝てるのを見ることができます。
ほぼ100%の確率で。
超幸せ。
こいつらマジで一日中寝てやがる。超かわいい。
そして、日なたの位置に合わせて微妙に寝る場所を変えていっているのも超かわいい。
いろいろな会社さんと関わることができて学びがある
良かったところとしてはここが一番大きいですね。
いろいろな会社さんからの相談を受けて話を聞きに行くのですが、その会社さんがメインとしているお仕事に関しては当たり前ですが私なんかよりもしっかりとした専門性を持たれていて。
「こういう業界ではこういうやり方がスタンダードなんだな」とか「こういう数値を追っていっているんだな」とか「こういう感じの空気感でやっているんだな」とか、「なるほど!」となることがけっこう多い3ヶ月間でした。
そして、そこでの学びをまた別のお仕事にも活かしたりして。
1つの会社のなかで狭く働くだけでは学べないことを学べているのは楽しさがありますね。
自宅はやっぱり集中できる
1人で進める作業に関しては、職場よりも自宅の方が集中できて良いですね。
好きな音楽をスピーカーで聞きながら。
集中が切れたときはコーヒーでも淹れながら。
疲れたときにはねこに癒やされながら。
週3〜4勤務
ここから4つは完全に「楽だよ!」というお話。
前々から「なんで文明発達してるのに俺達は週5の1日8時間も働いてるんだ?」という疑問を持ちながら日々働いていましが、そこからようやく解放された感じ。
(悪い意味で)お金にそこまでは興味がない人なので「いっぱい働いていっぱいお金もらう!」みたいな気持ちはあまりなく、このペース感で引き続きがんばって行きたいな、と。
ちょっと真面目な話を追加しておくならば、かつかつで予定を入れてしまうとやっているプロジェクトが炎上しちゃったりしたとき用の余裕も無いだろうし、「楽しそうだし社会貢献にもなりそうだし、ほぼ無償でも良いからそのプロジェクトに関わりたい!」みたいなものがあったときにもちゃんとそれができるようにあえて余裕を持たせている感じだったりもします。
平日を活用できる
どの施設も、平日は人が少なくて素晴らしい。
特に美術館。ゆっくりと観たい人なので、休日のぎゅうぎゅう詰めのときにはあまり行きたくなく。
自宅のそばにステキな温泉(スーパー銭湯とかではなくちゃんとした温泉)があるのですが、ここに平日の昼間から行ってゆったりとできるのも素晴らしいですね。
yukemurinosato.com
あとゲームの発売がたいていは木曜日なので、発売日にがっつりとゲームできるのも良さがある。
今日発売の「フォーオナー」もさっそく堪能しまくってます。
『フォーオナー』 デュエル ピースキーパー 01
痛勤電車を回避できる
細かいところですが。
朝は死ぬほど混む田園都市線をラッシュ時間に使わずにすむようになったのは嬉しいところです。
渋谷で飲んだ帰りとかは満員電車になっちゃいますが。
たまにならエンタメ感もなくはない。
ベッドでお昼寝できる
会社員をやっていたときからずっと、午後の作業の効率化を図るためにお昼休みに少し寝てました。
前は会社のデスクや会社のソファなんかで寝てましたが、今は自宅で作業しているので自宅のベッドで寝ることができるので良い感じです。さらに効率アップできる感じ。
フリーランスになって大変なところ
寂しい
ということはあまりないです。
「フリーランスになるとほぼずっと自宅に1人だから寂しくなるよ」みたいな話は昔からよく聞いていましたが、そこまでではないですね。
でも、同時期にフリーランスになった友人に聞いてみるとけっこう寂しそうで。
そいつと話して気づいたのは、私の場合は夜は嫁がいるので完全に話し相手がいないってことはないってのが大きい差なんだなー、と。
確かに、私も一人暮らしだったらかなり寂しくなってたかも知れない。
嫁すばらしい。あと、ねこもずっといるしね。
お仕事をけっこうお断りしてしまっている
実はここが一番の悩みどころ。
現時点では毎月充分なお金をいただいていて、これ以上仕事を増やす気はあまりない状態。
なので、お仕事の依頼がきたときもそのボリュームによってはお断りしてしまうことがよくあります。
ただ、今のお仕事も未来永劫ずっと続くわけではないので、もし今のお仕事がなくなってしまったときのことを考えるとけっこう不安だったりして。
「せっかくお仕事の相談をいただいているのにこんなに断ってしまって良いのだろうか」という不安は常々あります。
契約書・請求書などの処理
請求書を出すときに会社さんによってはPDFをメールで送るのではなく、プリントアウトを郵送する必要があったりもして微妙に手間だったりします。
今後は契約の際に請求書の処理の仕方なんかもちゃんとヒアリングしなきゃだなと。
と言っても、大昔に法人営業をしていたときの経験が活きていて、微妙に懐かしくて楽しかったりも。
契約書の製本なんかも昔を懐かしがりながら久しぶりにやっていました。
今はできていないけど、前の会社でやっていたように何かを郵送するときにちゃんと季節モノの切手を貼ったりもしていきたいな。
確定申告
ちょうど昨日(2/15)に人生初めての確定申告をしてきました。
会計ソフトはfreeeを使っていますが、おかげさまで楽々完了。
www.freee.co.jp
freeeの画面上で必要項目を入力して、生成された書類を提出するだけで終わりました。
という予定だったのですが。
生成された書類が2つ(申告書と決算書)あることに気づかず、申告書の方だけをプリントアウトして持っていってしまったがために決算書は手書きで作るハメにw
幸いにもfreeeのスマホアプリから生成された書類を確認できたので、それを見ながら数字を書類に書き写すだけで良くて事なきをえましたが。
ムダな手間をかけてしまいましたが、自分の手で書き写すことで「あー、実際はこういう項目が必要なんだな」ということが学べたので良かったっちゃ良かったです。
プリントアウトしたやつを提出するだけだったら、絶対に中身をほぼ理解してないだろうなと。
昔話になりますが、学生時代にビジネスホテルでバイトをしているときに予約管理システムがハードごと吹っ飛んで1ヶ月くらいアナログで予約管理をしていたことがありました。
めちゃくちゃ面倒だったのですが、今までなんとなくでやっていた工程の本来の意味をそこで初めて知れてけっこうな学びがあって面白かったのを思い出します。
申告書の方も時間があるときにじっくり中身を見てちゃんと理解したいなと思いました。
そんなこんなで
みなさま今後ともよろしくおねがいいたします。
タイミングによってはまたお断りしてしまうかも知れませんが、お仕事の相談もいただけると嬉しいです。