Apple信者だったはずの私がAndroid端末を1年間使ってみた記録
表題のとおりですが、ずっとiPhoneユーザだった私が去年の秋からAndroid端末を使っていました。
脱iPhoneを決心した理由
理由はいろいろあるのですが、一番の理由はこれ。
Apple製品は基本的に好きなんですが、Safariだけは許せない
— ジャガアポー@戦略的無職 (@jagaapple) 2020年10月14日
マジでこれ。
仕事でフロントエンドエンジニアの肩書もいちおう名乗ってるうえで、iOS Safariがどんどん許せなくなってきてて。
頼むから標準規格を守ってくれ、と。
実装していてiPhoneだけキレイに動かないことが多すぎるぞ、と。
むかしのInternetExplorer対策とおなじようなことをなぜこの令和の時代にやらなきゃいけんだ、と。
「iOS Safari対応する」ということがどういうことかと説明すると、「30分で終わりますよ」という案件が「やっぱり2時間かかっちゃいました」となる、ということなんですよ。 https://t.co/QYHTY84qeR
— みぎ @ゲムマ秋エリアD06 (@migi) 2020年10月21日
iOSのシェアが増えるのは業界的にはとてもいかんなと思い、自らAndroid端末に乗り換えることに決意。
もう一つの理由としては、ここ数年のAppleの発表会にあまりワクワクしなくったこと。
いちおう毎回、先程のTwitterのjagaappleのツイートを横目に見つつ毎回観ているんだけど。
Googleの発表会のほうがドキドキすること多いなと。
技術、という意味ではGoogleのほうがテンション上がることが多いなと。
そもそも、ふだん自分が使っているサービスはGoogleさんのものも多い。
特にGoogle Photoは神。
自宅の部屋すべて+洗面所にまでGoogleHomeを完備してたりも。
Pixel 4 XL
ということで、昨年のPixel 4が発売されたタイミングでAndroid端末に切り替え。
(ちなみに、大昔からメイン回線はauで、auからはPixel 4は発売されなかったけど裏技的なものでむりやり使えてました)
購入したのはPixel 4 XL。
余談だけど、小さい端末を使ってると大きい端末使いたくなるし、大きい端末を使ってると小さい端末が欲しくなるしで、ここ数年ずっとループ。
購入したての頃はiOSとAndroid OSとのUIの差に戸惑うことも多かったんですが、それはすぐに慣れまして。
普段の使い勝手は特に問題なく。「iPhoneのほうが良かったなー」ということも特になく。
そしてそして何よりもカメラの質が良い良い。
カメラの質、というよりは画像加工の質なんでしょうが。
本当に人間の目で見たものに近い写真を撮れるのは驚き。
写真でも色彩学でも脳科学でもこのあたりのことに触れたことがある人はわかると思うんですが、人間の目(と脳)の補正は本当にすごくて写真を撮るとどうもそれとは違う感じになってしまうのが普通なのに。
Pixel 4
しかし、そんな感じで良い感じに使っていたPixel 4 XLの画面を今年の4月ぐらいに割ってしまい。
ちょうど同じタイミングでGoogleStoreの何万円分かのクーポン券が失効してしまう直前だったのもあって新しくPixel 4を購入。
先述の大きい端末と小さい端末のループがここでも。
こちらも、以前友だちに触らせてもらったPixel 3には負けますが良い手触り感。
ただ、ここで大きな問題が。
バッテリーが本当にもたない。
噂では聞いていたし、前年10月のリリース当初よりは改善されてたらしいんだけど、それでもまあもたない。
マジでもたない。
昼前に起きて100%の充電が、本当にほぼ触って無くても夕方には20%以下。
コロナ禍以降、ほぼ外に出ない生活をしてるのでお家ですぐに充電はできるけど、これがかなりのストレスで。
そんな中、夏前ぐらいに次のPixel 5はハイスペックモデルではなくミドルモデルになるという噂が出始め。
検証端末としてのPixelは持っておいたほうが良いものとはいえ、ふだんメインに使う端末はやっぱりハイスペックモデルが良いなと思って、じゃあどうしようと悩み。
OPPO Find X2 Pro
そして買い替えたのがOPPO Find X2 PRO。
こいつはマジで名機。
とりあえず、先述のバッテリー持ちは超良好。一日使って夜寝る前に50%前後ってのもまま。
しかも、20%→80%ぐらいの充電なら付属のケーブルだと10分20分で終わる。
そして、来年のiPhone 13に搭載される噂のディスプレイ指紋認証にも対応。
技術的にもすごいなと思うし、何より快適。
カメラもPixelと遜色ないレベル+iPhone 11と同じく広角レンズも採用。
惜しむらくは非接触充電とFeliCaには対応してない点。
しかし、前者は謎技術の充電速度があるし、後者は最近ほとんど電車に乗らない&最近QR決済も多いのでそこまで苦にはならず。
そしてたぶんこのあたりを削ったおかげか、ハイスペック端末にしてはお値段安め。良いバランス。
そして次は……。
という感じで、スマートフォン端末としてのOPPO Find X2 PROには非の打ち所がないレベルで大満足。
毎日良い感じに使わせてもらってます。
でも、明日iPhone 12 Proに乗り換えます。
いやー、本当に端末自体は素晴らしいんですよ。
そして最初に言ったとおり、iOS Safariはマジで許せなくてできるだけiPhoneは使いたくないんですよ。
それなのにまたiPhoneに戻る一番の理由はApple Watch一点です。
Androidでもいろいろとスマートウォッチを使ってたんですが、どれを使ってもApple Watchには勝てず。
Mi BandとかFitbitとかは2週間以上バッテリーが保つのはスマートウォッチとしてとても素晴らしいんですけどね。
どうしても機能部分でもの足りなさを感じてしまい。
今まで「腕につけるSuica」と揶揄しながら使ってきたApple Watchですが、離れてみればSuica以外にも便利に使わせてもらってたなと気づく。
今年一年間Android端末をメイン端末として使ってみて、スマートフォン端末としてはiPhone以上に素晴らしい点をいっぱい見つけてとても満足できてたのですが、Apple Watchがスマートウォッチとして素晴らしすぎてiPhoneに戻らざるをえないな、というのが結論でした。
Apple Watch以上のスマートウォッチが出るまではまたしばらくiPhone生活になりそうです。。