アーケード版のディシディアファイナルファンタジーをプレイしてきた。
稼働開始したばかりのアーケードゲーム、ディシディアファイナルファンタジー(以下、DFF)をさっそくプレイしてきた。
DFFってどんなゲーム?
簡単に言えば、ファイナルファンタジーのキャラクターを使った対戦アクションゲーム。
【DISSIDIA FINAL FANTASY】11.26 稼働告知 TRAILER - YouTube
もともとは7年くらい前にPSPで発売されたゲームなんだけど、この度アーケードゲームとして復活。
その時のオープニング動画がこれ。今見ても熱い。これはマジで良い動画。
Dissidia Final Fantasy Opening in HD! (720p ...
PSP版のDFFはかなりハマってた。200時間以上プレイしたと思う。
対戦アクションとしてユニークな特徴を持っていて、プレイヤーと敵はヒットポイントとは別にブレイブ値を持っていて、攻撃もブレイブ攻撃とヒットポイント攻撃に分かれてる。
ヒットポイント攻撃のダメージは常に自分の現状のブレイブ値になるので、うまくブレイブ攻撃を当てて自分のブレイブ値を増やしつつ相手のブレイブ値を下げ、折を見てヒットポイント攻撃を当てていくというシステム。
相手のブレイブ値を0にするとこっちのブレイブ値が大幅にアップする(そして相手は一定時間ブレイブ値が0のまま)ので、本当にうまく立ち回る必要がある。
PSP版は1対1だったんだけど今回のアーケード版は3対3になったのが一番大きな変更点。
他にも細かい変更点はあるんだけど、基本的なバトルシステムはそのままです。
良いゲームだったけど、開発チームが丸ごとスクエニから引き抜かれてその後ごにょごにょみたいな話も聞いていたので続編は諦めていました。
そんな中でのこのアーケード版のリリース。
ゲーセン自体がけっこう苦手で、やりたいゲームがアーケードでリリースされてもコンシューマ版まで待つことが多い私ですが、DFFに関してはどうにも我慢しきれず久しぶりにゲーセンに行くことになりました。
なんでゲーセンが苦手なの?
主に次の3つの理由
- スティック型コントローラが苦手
- 店内でその場の人といきなり対人戦が始まってしまうのが苦手
- そもそも、対戦格闘系のゲームがあまり得意じゃない
DFFでは?
だいじょぶだった。
スティック型コントローラが苦手
PSライクなコントローラが採用されてました。こんな感じ。
家庭用ゲーム機で慣れ親しんだ「左スティック+右スティック+右4ボタン+LR4ボタン」という構成。
そのままPS4とかに移植できそう。
店内でその場の人といきなり対人戦が始まってしまうのが苦手
店内での対戦は発生せず、オンラインで全国のゲーセンの人と対戦する形。
顔が見えない安心感。
チーム内の人に迷惑かけても面と向かってディスられたり、ファンメが飛んでくることは無さそう。
(自分はあんまりやらないだろうけど、同じゲーセンの人たちとチームを組んでオンライン対戦することもできるらしい)
んで、面白かった?
かなり面白かったです。
今のところ、PSP版以上の面白さ。
基本システムは同じだけど、3対3のチーム戦になっただけで面白みは3倍以上の3乗ぐらいのイメージ。
操作可能キャラ数に関しては、PSP版は悪役(セフィロスとかエクスデスとか)も操作できたのに対して、現状こっちは主人公側だけしかプレイできないけど、順次増えていく模様。
PSP版で使っていたくらやみの雲とかアルティミシアを早く使いたい。
とりあえず、次のアップデートではFFTのラムザが登場するっぽいです。
あと、召喚システムが結構熱い。
プレイ中に敵に攻撃を当てたり、たまに出てくる召喚クリスタルを攻撃することで召喚ゲージが溜まっていって、それが溜まった時に召喚ボタン(上の写真にあった、真ん中の光っているやつ)を押しっぱなしにしていると召喚獣を呼び出せるシステム。
召喚獣は一定時間エリア上にい続けて勝手に敵を攻撃してくれる第四のキャラクター的な存在で、これがかなり強力。
でも、召喚ボタンを押すにはコントローラーの左右どっちかから手を離さなきゃいけないわけでその間はずっと無防備。そもそもシステム的には召喚ボタンを押している時は何もできない状態なんだけど、その無防備感が本当にやばい。
うまく敵の隙を見つけて溜めなきゃいけなくてかなりのドキドキ感。
もともと良かったゲームシステムがさらに良くなっている感じです。
使ったキャラ別の感想と立ち回り
総勢14名(現状)のキャラクターはそれぞれこの4タイプに分かれるらしい。
- HEAVY:攻撃範囲が広めの技を持つ
- ウォーリア・オブ・ライト
- フリオニール
- セシル・ハーヴィ
- クラウド・ストライフ
- SPEED:高機動力で素早く動き回れる
- スコール・レオンハート
- ジタン・トライバル
- ティーダ
- ライトニング
- SHOOT:遠距離攻撃を得意とする
- ティナ・ブランフォード
- シャントット
- ヤ・シュトラ
- UNIQUE:他のタイプにない特殊な性能の技を持つ
私は好みと性格上の理由からSHOOTのヤ・シュトラとティナを使っていたので、その感想と立ち回りについて少し書いておこうと思います。
ヤ・シュトラ
悪い顔してる。
公式のキャラ紹介はこちら。
【DISSIDIA FINAL FANTASY】バトルムービー:ヤ・シュトラ - YouTube
遠距離攻撃タイプなんだけど、それ以上に敵にデバフを撒く役割が強い。
攻撃によって、相手の攻撃力/防御力を下げたり移動スピードを下げたりできる。
立ち回りとしては、敵へのターゲットを順次変えつつまずはウイルスを使って攻撃力/防御力を下げ、一通りそれができたら遠距離からチクチクとルインで相手のブレイブを削っていくのが王道か。
敵がムカついてこっちに向かってきたら、ストーンで相手の機動力を下げつつ、ストンラやエアロを置いて罠を貼って距離をとる。相手に接近されてしまった場合はアクアオーラで吹っ飛ばしたり、隙があればブリザラで高ダメージを狙ったり、といった感じ。
ヒットポイント攻撃の性能はそんなに良くないし敵にかなり近づく必要があるので、ブレイブ値はブレイブシェアで仲間に分け与える方が良さそう。
理想で言えば、仲間が戦っている敵をチクチク邪魔してリアルヘイト値を高め、我慢できなくなった敵がこっちに向かってきたところを設置系のブレイブ攻撃を使いつつのらりくらりとかわしているところに他の仲間がそいつを追ってきてブレイブ攻撃、って流れが作れればなー、と。
ただ、そんな感じでかなりテクい。
デバフがどのくらい効果的なのかも自分で使ってるとイマイチわからんし。
技性能自体はそんなに良くないので、もっと上手くなってから使おうと思ってティナにいったん乗り換えました。
ティナ
かわいい。
公式のキャラ紹介はこちら。
【DISSIDIA FINAL FANTASY】バトルムービー:ティナ - YouTube
生粋の遠距離攻撃キャラ。
そして、ヤ・シュトラと違って技性能が格段に良い。
ほぼ、ファイラとホーリーしか使ってないけど、この2つの技の使いやすさがやばい。
ティナは一定時間技を出さないと次に出す技が強化される能力を持っていて、その強化されたファイラの攻撃力の高さと当たりやすさが素敵。強化されたホーリーからの逃げにくさも素敵。
ファイラは強化されてなくてもかなり強く、火弾の連打でかなりのプレッシャーを敵に与えられます。
その技性能の高さから、1対1ではしっかりと相手の動きを見てタイミングを見て技さえ出せれば劣勢になることはなさそう。1対2でも立ち回り次第ではがんばれる。
ただ、気づかないうちに敵に近づかれた際に一気にブレイブ値を持っていかれるのでそこだけは要注意な感じでした。
ヒットポイント攻撃のメルトンもPSP版と同じく、妙に敵に当たる。あの緩急をつけた動きは逃げにくそうだ。
そしてかわいい。
まとめ
けっこうな期待感を持ってプレイしに行ったんですが、そんなこんなで期待以上に面白かったです。
強いて難点を言えば、ワンプレイがかなり短く終わっちゃう時があること。
相手が弱すぎる場合は下手したら1分ちょいで終わってしまう。それでも1プレイ100円。勝っても負けても100円。
でもまぁこれはプレイヤーが慣れてない今だけかも。
2chとか見てると、基本は待ちゲーで規定の4分は短すぎていつも時間切れになるみたいな話もあったし。
基本的には同レベル帯でのマッチングらしいし、上のレベル帯に行けば4分まるまる楽しめそう。
そもそもの、ワンプレイ100円が高いか安いかについては、ゲーム楽しむために仕事がんばってるわけだしそこをケチってもどうしようもないわけで。
高いからって言ってコンシューマ版まで待てるかというと待てないわけで。
PSP版にハマった人は絶対に楽しめると思うし、残念ながらPSP版やったことない人もFF好きならば楽しめると思うので、ぜひ一度やってみてほしいゲームです。
そういやプレイしてたら、全国ランキング1位の人と同じチームになってかなりビビりました。