「捕まえてみれば韃靼人」
今朝ほってんとり入りしてたこの記事。
コメントでタルタルステーキの話題が出ていたので
タルタルステーキといえば、それ自体も「タタール人(韃靼人)みたいな蛮族はこんな野蛮な方法で肉を食うんだろ?」みたいな偏見からその名前がつけられたという説もあるらしいですね。
とコメントしたんだけど、書き込みながら中学時代に英和辞典でパラパラめくっていてたまたま見つけたある言葉を思い出した。
それは、Catch a tartar。
訳には「捕まえてみれば韃靼人。思わぬ強敵と出会うこと。」と書いてあって当時の自分は地味にツボったのを覚えている。
当時の自分は、と言いつつその後の人生でふとこれを思い出しては何度もクスっときていたりするけど。
英語の「Catch a tartar」にしろ日本語の「捕まえてみれば韃靼人」にしろ妙に語呂が良いので死ぬまでに一度は使ってみたいんだけど、よくよく考えると日常業務で使える場面はけっこうありそうな気がしてきた。
楽な案件だと思っていたプロジェクトが炎上しちゃった時とか、楽に実装できると考えていた機能がブラウザのバグとかでかなり苦しむことになった時とか。
『マサカリを投げる』くらいのレベルで良いのでIT業界で流行ってくれるとちょっと嬉しい。みなさんもぜひ使ってみてください。
「ねぇ聞いてよ~。ちょっと昨日、韃靼人を捕まえちゃってさ〜。」
Половецкие пляски韃靼人の踊りと合唱(日本語訳)
あと、完全に蛇足ですが、この記事を書いているときに韃靼人についてちょとWikipedia見てたら日本語の「たたら」も韃靼人が起源という説が書いてあって驚いた。
たたら製鉄はタタール人によって日本にもたらされたとする説がある。この謎の解明しようと、ロシアのタタルスタン共和国の視察団が島根県で現地調査を進行中であると報じられた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AB
もののけ姫のたたら場とか、妖怪のイッポンダタラとか。

- 作者:トマス・クローウェル
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2009/06/25
- メディア: 単行本