mixiの利用規約改訂の件。
4/1からmixiの利用規約が改訂されるらしいですが、微妙に話題になってますね。
主にこの辺りの件で。
第18条 日記等の情報の使用許諾等
1 本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。
2 ユーザーは、弊社に対して著作者人格権を行使しないものとします。
これ系の文章は苦手なんですが、これは「mixiに書いた日記が勝手に書籍化されたり、うpした自作絵や音楽や動画が勝手に二次利用されたりしちゃう」ってことなのか。しかも書いた人には利益は全くなっしんぐ。
マイミクにも何人か自作絵をうpしたり、オレが入ってるコミュニティでも自分の作品をうpしてる人もいるけど、これは危ないぞ、と。
「あれ?私がmixiで書いてた小説がいつのまにか本になってる。。」とかなっても、もしそれが大ヒットして「ドラマ化!」「映画化!」「ハリウッド行き!」になっても書いた本人の権利は全く認められないことになるっぽ。
そういえば「顔ちぇき!」の利用規約も同じ感じで、うpした顔写真は二次利用される可能性があるとか。。
まぁ実際のトコ、そんなことしちゃったらユーザーが離れていっちゃうわけで、そんな無茶はしないとは思うけど。
今のmixiの役割ってなんなんだろね。
人数が増えまくって、もう決して「クローズド」とは言えない(少なくとも感じられない)し。
インフラ化してるって話もあるけど。ブラウザのホームをmixiにしてる人も多いし、ニュースや天気のチェックにmixiモバイルを使ってるって人も多いし。しかしながらクローズド。
(・∀・)ハンパ!
笠原さん自体はどう持っていきたいんだろう?
「国民総mixiユーザー!」を狙ってんのか、それとも始めたときと同じ「クローズドなSNS」路線なのか。
自分のやった犯罪行為を自慢げに日記に書いちゃうコも含め、ある作用の中で多くの人が「無自覚」になにかしらの情報(日記、作品、プロフィール、レビュー etc.)をmixiに提供してるわけで。
その「無自覚」さに甘んじて、「漠然」と集められた情報を、情報提供者(うp主、ユーザー、著作者)になんの見返りも無くお金に変えていくのが狙いなのか。
まぁとりあえず、mixi側もブランドイメージをそんなに悪くしたくないだろうし変なことはしないだろう(と願いたい)けど、そうじゃなくてもmixiオンリーで情報発信しているクリエイターさんはそんなクローズドなトコで発表するより、外部ブログとかもっとオープンなトコで表現してもっともっと多くの人に見てもらった方が良いと思うんだけどなぁ。
MOTTAINAI。
※追記 (2008/03/04 19:08)
なんか「日記等の著作物はユーザー自身が権利を有する」宣言が出たそうで*1。
わ、わかりにくい。。
てゆーかどうやっても上の第18条はそうとは読めないんですがw