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グロースをデザインするひと

『娯楽(バラエティ)』

9/26発売、東京事変ニューアルバム『娯楽(バラエティ) 』。

今日の昼休みにヨドバシ行って、そっこー買ってきました。
仕事中エンドレスで聴きまくり。

知ってる人は知ってるでしょうが、今回のアルバムはなんと林檎さんは全く作曲に関わらず。
他のメンバーが作ってきた曲から厳選されたのがこの13曲らしいです。



さて。
恒例の全曲レビュー。


1. ランプ(作詞:林檎さん、作曲:浮雲さん)
一曲目からなんかえらい爽やかな曲。
爽やか。ひたすらに爽やか。
サビも気持ち良いくらいキャッチーだし。
こんな爽やかな曲、オレ唄えないお (つд・)

あと、サビ前に入る、林檎さんの「わんつー」が可愛い。


2. ミラーボール(作詞:浮雲さん、作曲:浮雲さん)
去年発売されたライブDVDには既に入ってた曲。
ランプはメロディが気持ち良かったけど、こちらは言葉のリズムが気持ち良い。
心地よい。

浮雲さんの作る曲は全体的に気持ち良い感じになるのか。


3. 金魚の箱(作詞:林檎さん、作曲:一葉さん)
京極夏彦の『魍魎の匣』の映画化にあたり、エンディングに採用されている曲。
今回オレの中でもこの曲が一番ヒット。

東京事変のピアノがヒイズムさんから一葉さんに変わった直後はかなりアンチ一葉だったんだけど、どんどん好きになっているオレがいる。
かといってヒイズミさんへの好き度が減ったわけでは無いんだけどね。
一葉さんの持つ、秩序の中に隠れたカオスっぷりが好き。
この曲もそんな曲。
妙に秩序だってて妙にカオスを感じる。


4. 私生活(作詞:林檎さん、作曲:師匠)
今回のアルバムで唯一、師匠の作曲の曲。
流石に聴かせます。
大人な曲。
そして『落日』とか『心』みたく鬱なときに聴きたくなる気が既にしてるオレ。
鬱なときに軽く涙流しながら唄ってそうなオレ。


5. OSCA(作詞:浮雲さん、作曲:浮雲さん)
言わずもがなで。
カラオケで超唄いよいです。
ラストのノリが素敵。


6. 黒猫道(作詞:林檎さん、作曲:一葉さん)
林檎さんのアルバムに毎回、意図的に入ってる外し曲。

メロディ気持ち悪いよ。
だが、それが気持ち良い。


7. 復讐(作詞:林檎さん、作曲:浮雲さん)
今回唯一の英語歌詞の曲。

シングル2つを抜かすと『金魚の箱』に次ぎ2番目に好きかな。
叙情的なロック。


8. 某都民(作詞:林檎さん、作曲:浮雲さん)
先ずタイトルw

コレ、みんなで唄ってるのかな。
テーマソング、的な感じですか。
声の掛け合いが耳障りが良い。
上手ぇよ、みんな。


9. SSAW(作詞:林檎さん、作曲:一葉さん)
相変わらず一葉さんの曲は胸がもやもやする。
いや、良い意味でなんだけど。
浮雲さんの曲がすっきり胸につっかえないのとひどく対照的。

歌詞も含め、良い曲なんだけど、あまり好みではないかな。


10. 月極姫(作詞:林檎さん、作曲:浮雲さん)
これまた浮雲さん作曲でキャッチーな仕上がりに。
特にサビ。印象的。
耳に残る。
けっこう好き。


11. 酒と下戸(作詞:林檎さん、作曲:一葉さん)
だから気持ち悪いって!
何?この人。マジ怖いわ。
東京事変メンバー改変のときに林檎さんが「一葉は新しい東京事変の要だ」って言ってたのが最近ようやくわかってきた気がする。
どんどん好きになってくオレがいる。


12. キラーチューン(作詞:林檎さん、作曲:一葉さん)
これも言わずもがなか。
メロディも良いけど、サビの歌詞が素敵ですね。
そんなん思える恋愛してみたいもんです。


13. メトロ(作詞:浮雲さん、作曲:浮雲さん)
浮雲さん作詞作曲での気持ち良いシメ、といったところですか。
良いか悪いかは置いておいて、林檎さんっぽさの無さっぷり。
たまにはこういうのも良いですね。




こっからまた聴きこんで、印象が変わっていく曲もあるんだろうけど、ひとまずはこんな感じで。

浮雲さんの作る曲の気持ち良さと一葉さんの作る曲の気持ち悪さにビックリ。
特に後者。
キラーチューン聴いたあたりから、「ん?これは?」とか思ってたけど正直今まで一葉さんのこと舐めてた。すまんす。


あれ?そういえば刄田さんは? 笑