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グロースをデザインするひと

サイレントヒル

今年の夏に公開された映画「サイレントヒル」をようやく見ました。
オレの大好きなゲーム「サイレントヒル」のハリウッド映画版。

見たい見たいって言ってて、結局は映画館には見に行かず、DVDがようやく出たんで。
実はDVD買っちゃおうかとも思ったんだけど、ゲームが原作で映画化されたものってなんかハズレが多いイメージが大きいから、ちょっと不安になって買えませんでした。
だからレンタルで。


いや〜、大満足。


怖い。しっかり怖い。
サイレントヒルの怖さのウリって、バイオハザードとかハリウッドのホラーにありがちな「驚かせて怖い」系じゃなく、「じわじわと襲ってくる得体の知れない怖さ」だと考えてるんですが、それが見事に表現されてました。
ゲーム版では、今まで普通の建物だった場所がいろんなきっかけで血と鉄錆だらけの世界(通称「裏世界」)に変化してしまう、って演出がたびたびあって、裏世界化するたびにもう先に進みたくなくなるほどの恐怖に襲われるんですが、その雰囲気もしっかりと再現されてました。

クリーチャーが怖いわけじゃなくて世界観が怖いからどんなに強い武器持っていようが怖いもんには変わりないし。

ていうか、クリーチャーは「怖い」っていうか「キモい」んだよね。
生理的に。
それを意図して、ストーリーの芯に関連付けられて造形されているから当たり前なんだけど。


そして見終わったら、「ジェヴォボーダンの獣」のクリストフ・ガンズ監督がこの作品をなんで手がけたか充分にわかりましたよ。
サイレントヒル」の、そこの要素を強く持ってきたのね、と。
人間(´・д・`)コワス
ジェヴォーダンの獣」と「サイレントヒル」しか見てないけどやっぱりクリストフ・ガンズ監督は大好きだわ。
もっといっぱい作品を作ってくらはい。


それにしてもクリーチャーの動きキモかったなぁ。
ダンサーさんスゴス。
憧れちゃうね。



DVD買っちゃおう。



サイレントヒルのまとめみたいなの

↓映画版のトレーラー映像