さくらん
ようやく『さくらん』を観に行ってきましたよ。
今夜。レイトショーで。
いやー、良かったですわ。
原作がけっこうモノローグ形式なんで映画での表現がちょい難しいってのもあり、蜷川さんが初監督ってこともあり、序盤は「ちょっと微妙かな...」とか思いつつ観てたんですが、見終わった後の通しでの感想は、大満足ヽ(*´д`)ノって感じですね。
一ヶ所、何故か泣いちゃったシーンがあったし。
「ここは泣くシーンでもないだろ?」と思いつつ、何故か涙しているオレがいました。
ちなみに林檎さんの「錯乱」が流れるシーンなんですが。
この曲好き。曲のせいか?
原作はけっこう前に読んじゃってたんで、あとはストーリ的には改めて語るトコがあまり...
最後の方は原作に無い話がありましたが。
キレイな結末でした。
バッドエンドでもオレは良かったんですが。
まぁそこは各人の趣味ってことで。
絵的には、全体的に「さすが蜷川さん!」という感じの、調和の取れた極彩色の彩り。
当時実際どうだったか知らないけど、江戸吉原のイメージにはピッタリでした。
以下、人物的な感想をつらつらと羅列。
菅野美穂の裸の背中が素晴らしくキレイでした。
(*´д`*)テラエロス
おいくつですかと。
菅野美穂は、そんな積極的に好きって感じでもないんですが、あの裸には感動すら覚えました。
木村佳乃がああいう悪い女役やってるの良いよね。
カミソリで首を掻っ切られて血が噴出すシーンはエロい。
赤。赤。血。
夏木マリもおいしい役に。お店の女将。
人が人だけに、かなり印象強い。
おいしいのは夏木マリその人自体か。
目を瞑りながらこの人の声聞くと絶対に湯湯婆が頭の中に浮かんでくる。
もちろん主演の土屋アンナはちゃんと魅せてくれましたよ。
相変わらずカッコカワイイ感じで。
ハーフモデルさん好きヽ(´ー`)ノ
ハスキーボイス好きヽ(´ー`)ノ
土屋アンナの裸の背中も素晴らしかったです。
女の子のカラダ大好きヽ(*´д`*)ノ
土屋アンナの少女時代の役をやってた小池彩夢ってコもかわいかったな。
ロリロリ。
12歳か。良い時期です。
男勢も椎名桔平、成宮寛貴、石橋蓮司、安藤政信とかなりしっかりとした役者さんたちばかりだったんで特に不満もなく観れました。
成宮くんのあの笑顔はどうかなとちょい思ったけど。
でもまぁ、あそこの演技は難しいだろうな。
ちなみに、1コマくらいだけですが、安野モヨコの旦那さんの庵野秀明(エヴァ作った人ね)も何故か出てましたよ。
そしてそして。
オレが大好きな美波。
微妙にエグい役をやってました。
このコ、なかなかメディアに露出しないし、見るのはいつもMAJOLICA MAJORCAや京都むらさきのとかくらいで、喋ってるトコって全然見た事が無いんでかなり新鮮でした。
まぁ、そんなわけで。
・蜷川実花の色彩世界が好き。
・林檎さんの音楽や世界観が好き。
・安野モヨコの原作が好き。
・土屋アンナが好き。
・吉原とか花魁とかその辺りに興味がある。
上記の一点でも当てはまるものがあれば、見て損はしないかと。
オヌヌメ。