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グロースをデザインするひと

今日買った本7冊

天体の回転について (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

天体の回転について (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

小林泰三の新刊。
2月に『モザイク事件帳』*1を出したばっかなのに先月こんなのがもう出てたっぽい。
今回はSF。小林さんの書くSFは、表向きはハードSFではないのに話の奥にはハードSF並みに科学的な要素がしっかり丁寧と練り込まれているのが凄い。読むのが楽しみだ。
しかし、この表紙は一体どうしちゃったんだ...(´・ω・`)


病の世紀 (角川ホラー文庫)

病の世紀 (角川ホラー文庫)

昔から気にはなりつつも一度も読んだこと無かった牧野修
mixiの新機能のコミュニティブラウザで小林泰三コミュニティのオススメに牧野修を発見したのがきっかけで、ちょうど彼女様が持ってた『アロマパラノイド』*2を読んではまる。
Wikipedia見たら「科学サイドからオカルトを描く小林泰三に対し、牧野修はオカルトサイドから科学を描くと言える。」なんて対比がしてあって、けっこう納得。
本屋に並んでてとりあえず気になったこれを購入。


そして同じく牧野修の作品。バイオハザードのノベライズ。
もともとバイオハザードは実際にゲームをプレイするのも好きだけどそのストーリーもかなり好きだったり。牧野さんがどう書くかも気になってこれは買いかな、と。


メルキオールの惨劇 (ハルキ・ホラー文庫)

メルキオールの惨劇 (ハルキ・ホラー文庫)

これまた大好きな平山夢明の作品。
そういえばまだ読んでなかった初期長編。どんな感じやら。


かなり久しぶりの大塚英志の新刊。
これの前作に(たぶん)あたる『キャラクター小説の作り方』*3は、小説入門と思わせといて途中で思いっきり社会学や思想の話になってたり文芸批評になってたりする迷著。


冲方丁は『マルドゥック・スクランブル*4で第24回日本SF大賞も受賞してるSF作家。大好き。
彼が最近書いてるのがこの『スプライトシュピーゲル』と『オイレンシュピーゲル』という、世界観がリンクしてる2つの作品。で、これがスプライトの方の4巻。
レーベルがスプライトが富士見ファンタジアだったりオイレンが角川スニーカーだったりでまんまラノベなんですが、マルドゥックで見せつけてくれた熱い/重い/痛い展開は健在。



そんな感じで。


そしてついでに。
今日買ったやつじゃないけど、この前友だちにオススメされて買ってみたこれが存外良かった。

ちいさいおやじ日記

ちいさいおやじ日記

下手したらリラックマ並みに癒されるぞ!気をつけろ!

*1:モザイク事件帳 (創元クライム・クラブ)

*2:アロマパラノイド―偏執の芳香 (角川ホラー文庫)

*3:キャラクター小説の作り方

*4:マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)