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グロースをデザインするひと

「平成風俗」

平成風俗
本日発売の椎名林檎のニューアルバム。
「平成風俗」

しっかり買ってきました。
昼休みに。
んで、今日は仕事中ずっと聴きっぱなし。



正確には名義は椎名林檎×斎藤ネコなんですがね。
無罪モラトリアム」出したあとに言ってた「椎名林檎はアルバムを3枚しか出さない」発言をかたくなに守ってるのか。
当時、その発言を受けて「椎名林檎改名!!次は椎名葡萄か!?」みたいな感じでスポーツ紙の一面を賑わしてた気が。
それってもう8年も前のことぢゃねぇか...orz
懐かしい。


まぁ、それは置いといて(つ´∀`)つ

今回、新曲っていう新曲はほとんど無くて今まで出した曲のセルフカヴァーがメインになってます。
アレンジ具合としては「賣笑エクスタシー」での演奏に近い感じで。
斎藤ネコ+オーケストラ編成なので当たり前っちゃあ当たり前ですが。


以下、各曲れびゅー。

1.ギャンブル
前回の「大人(アダルト)」に引き続き、今回も一曲目でやられてしまいました。
初っ端からステキすぎる。
久しぶりに『ギャンブル』聴いたけど、改めて良い曲。
前回の虐待グリコゲンのロックな感じも良かったけど、オケ編成になっても力強さが全然変わらない。
そして林檎さんのヴォーカルが切れすぎ。

2.茎
今回はまた英語詞で。
これこそまんま「賣笑エクスタシー」に近い感じ。
シングルバージョンより好き。
全体的にねっとり唄う感じなので、最後の、nothing♪のトコであまり跳ねないのが不満といえば不満。どうでも良いけど。

3.錯乱(TERRA ver.)
実はシングルバージョン聴いてない。。
なんで今回初めて聴いたけど、けっこう一発で好きになっちゃったかも。
唄い良さそうだし。練習して持ち唄にしてしまおう。
歌詞も良い良い。
i'm crazy for... what am i crazy for?

4.ハツコイ娼女
今作で唯一の純粋な新曲だそうな。
「さくらん」っぽくはあるなぁ。

5.パパイヤマンゴー
洋楽カバー。
ジャズっぽい、フレンチポップスっぽい感じ。
前半フランス語。後半英語。
「唄ひ手冥利」でも多くあったけど、林檎さんが唄うこれ系の曲好きだな。
それはそうと、歌詞カードで「ゴ」の濁点だけがわざわざ薄い色で印刷されてるのはどうなんだろヽ(・ω・;)ノ

6.意識
これもかなり「賣笑エクスタシー」。
唄い終わりがションボリするバージョンじゃなくて良かった。
いや、あれもあれで良いんですが。

7.浴室
イントロ聴いて「あ、『浴室』と『la salle de bain』との丁度中間っぽい感じのアレンジか〜」なんて思ってたら、歌詞まで途中で日本語から英語へΣヽ(゚Д゚; )ノ
仕事しながらで聴いてたらいつの間に変わったのか気づかんかったし。
オレは嫌いじゃないけど賛否両論わかれそうなアレンジ。

8.迷彩
始まり方は「賣笑エクスタシー」っぽいオケっぽい感じだけど、オリジナル版で銅鑼がなるトコから一気にスピードアップ。
原曲も速かったんで唄うの大変だったんだけど、今回さらにスピードアップ。
ライブ時の『幸福論』ぐらいの速さ。

9.ポルターガイスト
オーケストラ栄えする曲ですな。
ヴァイオリンがキレイ。

10.カリソメ乙女(TAMEIKESANNOH ver)
今回、どんな感じに編曲されているか一番楽しみだったのがこの曲。
予想通り、予想以上にDEATH JAZZ ver.から変わりまくってました。
やっつけ仕事のオリジナルとアルバム版の違いくらいの違い。
うまくオーケストラにノってます。
そしてちょっとは予想はしてたけど、英語詞。

11.花魁
今の東京事変でギターやってる浮雲さんがいるバンドのカバー。
原曲知らない。
このアルバムのなかの他の曲に比べると、打ち込み系って感じでちょっと違った雰囲気。

12.夢のあと
これも異常にオーケストラ栄えする曲。
生演奏で聴きたい。

13.この世の限り
これはシングル通りで。
「玉葱のハッピーソング」以来の純平兄さんとのデュエット。
純平兄さんとのからみはけっこう好き。
これがさくらんのエンディングで流れるのは楽しみだ。
この前カラオケで唄ったら純平兄さんのハモリが頭にこびりついてて上手く唄えんかった。練習して2人で唄えるようになりたいな。ムリ。



こんな感じで。
総評としては、予想以上の満足っぷり。
新曲もっと聴きたかったけどそれは東京事変にとっておきますか。