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グロースをデザインするひと

イタリアン鍋。

今月のFRaUで「ボジョレーヌーヴォーと合う料理」として紹介されていた鍋が面白そうだったのでやってみた。


見てのとおり鍋の内容はけっこう普通で、昆布で出汁とっていろんな鶏肉(たぶん骨付きがベター)を入れまくって出汁とって、あとは野菜やらキノコやら入れるだけ。という、言ってしまえば普通の水炊き。
何が面白そうだったって、つけて食べるたれ。


この鍋の中の具を、バルサミコ酢:オリーブオイル:醤油=2:2:1プラス塩・胡椒を混ぜ合わせたたれで食べるそうな。もはやたれと言うよりドレッシング。


さすがに想像の範囲外の組み合わせだったんですがこれが意外に合う合う。鍋の中の汁は昆布やら椎茸やらの和風の味がいっぱい出てるはずなんだけど、これがバルサミコ酢&オリーブオイルと全くケンカすることなくむしろマッチしてる。この鍋の内容だったらいつもはポン酢なんだろうけど洋酒と合わせるんならこっちの方が食べやすいかも。鶏肉とバルサミコ酢の相性は言わずもがなですし。レバーも。
なんか、普通に他の鍋をするときもたれのバリエーションとして作っておきたい感じ。これは良いものを覚えました。


そしてしめは雑炊でもうどんでもなく、ペンネ。具をあらかた食べ終わった後の鍋にそのままペンネを投入して湯がいて塩・胡椒で味付けして完成。出汁を吸ったペンネが美味い美味い。
詳しいレシピについてはFRaUの最後あたりのページでも立ち読みすれば載ってるはずなんで気になった人はぜひー。



余談ですが、今回人生で初めて鶏の心臓を捌きました。
包丁で心室を開いて中の固まった血を洗い流す作業はSっ気ある人にはたまらんと思う。オススメ。