it's an endless world.

グロースをデザインするひと

最近読んだ本

またここんとこずっとブログ更新してないな...


タイトルの通り最近読んだ本を羅列。
本当は読むだけじゃなくてどれもしっかり感想書いたりしたいんだけど全然できておらず。。インプットだけじゃなくちゃんとアウトプットできるようにしなきゃなー。


宇宙を復号する―量子情報理論が解読する、宇宙という驚くべき暗号

宇宙を復号する―量子情報理論が解読する、宇宙という驚くべき暗号

この世界の物理現象は全て情報理論で説明できますよ、というなかなかにアグレッシブなサイエンス本。本の中では熱力学やら量子力学上の現象を「情報」という観点から読み解いている。
ガチガチの理系向けの本というわけではなく、熱力学の話も相対論の話も理論を分かりやすいように説明した上で情報科学的な見方に持って行くという流れなので非常に読みやすい。
ガチガチの理系の方がこれ読んで楽しめるかは謎ですが、少なくともSF大好きっ子には間違いなくオススメできるかな。


いろんなところで言われまくってる事ですが、濱野智史さんの「アーキテクチャ」「同期性」という概念はウェブのこれからを考えるときに非常に使える道具になるなー。アカデミックな人にしろビジネスな人にしろ、ウェブのこれからを考える必要がある人は読んでおくと良いと思う。この本についてはぜひ改めてしっかり自分の考えを書いておきたい。
しかし本の帯に書かれた東浩紀の推薦文..

ウェブから産まれた新世代の社会分析。
本書ぬきにニコニコ動画は、
そして日本社会は語れない。

ニコ動と日本社会、そこ並列なんですかwww


大塚英志東浩紀のこれまでの対談のまとめ本。楽しみどころは2人の平行線っぷり。それぞれが好きなこと言ってるんでそれぞれの主張は良くわかります。
オレが思想の世界に足を踏み入れることになったのは実は大塚英志の影響が大きかったり。これもちゃんと感想書いておきたいな。。


佐藤可士和さんを始めとしたいろんなデザイナーさんとのインタビュー本。デザイナーさんそれぞれのデザインに対する哲学が感じ取れて面白い。
個人的にかなり印象に残ったのは、DoCoMoの「所作(F702iD)」をデザインした方が「(所作は)持っている人の姿・形が美しく見える」ようにデザインした、と言ってたこと。モノ(対象)自体じゃなくてその周辺をデザインすることを目的にモノ(対象)をデザインする、みたいな。


蛇王再臨 アルスラーン戦記13 (カッパ・ノベルス)

蛇王再臨 アルスラーン戦記13 (カッパ・ノベルス)

1986年あたりから続いているのにようやくまだ13巻な田中芳樹の大河ファンタジー小説。初めて読んだのが小学生のころでその頃は確か9巻くらいまでは出てた気がする。自分が生まれて初めて「すごい面白いからどんどん読み進めたいけど、読み切っちゃうともうこの読み進める楽しみが無くなってしまう。どうしよう!?」という感覚に襲われた作品。未だに大好き。