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グロースをデザインするひと

2007-12-06から1日間の記事一覧

『壊れた少女を拾ったので』

『姉飼』で第10回日本ホラー小説大賞をとった遠藤徹の短編集。 遠藤徹は『プラスチックの文化史』『ポスト・ヒューマン・ボディーズ』といった本も書いてる大学の先生らしい。 上の様な研究テーマの所為か、本人の趣向か、描写が非常に肉々しい。 エロ的な意…

『姉飼』

※昔、mixiのレビューで書いてた分を転載。 2003年の日本ホラー小説大賞受賞作。 特徴としては全体に流れる、椎名誠の怪奇SF小説を思わせる異常さ。異様さ。 そして、それプラスに「姉」を痛めつけるときの猟奇的な、サディスティックな描写。そのエロさは…