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グロースをデザインするひと

【ウィーン旅行記 9】フンデルトヴァッサーの建築

migi.hatenablog.com


さて、今回はここまで謎に引っぱってしまったフンデルトヴァッサーの建築について。

フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー - Wikipedia

どんな建物を作った人かというと、こんな感じ。


なんとこれ、ただの集合住宅。
フンデルトヴァッサー・ハウス - Wikipedia

ウィーン到着の際の記事でも書きましたが、まわりの風景は伝統的なヨーロッパな街並み。
migi.hatenablog.com

なのにいきなり街中にこんな建物が建っています。異様。


この人は「The straight line leads to the downfall of humanity.」という言葉も残していて、とにかく直線的な意匠が嫌いだったそうで。
直線だけでなく、素材についてもガラス、レンガ、木材、陶器とバリエーション豊か。


こちらは彼の元工房&今はミュージアムになっているクンストハウス。
Home Page – Kunst Haus Wien. Museum Hundertwasser



トイレまでこんな感じ。


床まで波打ってる。直線嫌いはここまで。
歩きにくいw


こんなノリでゴミ焼却場も作ってたり。
5日目にウィーン郊外を観てまわった際にこちらもしっかり観てきました。

雨がふっていて上手く写真撮れなかった……。

ちゃんとした姿はこちらでも観てくださいな。

カオス。好き。


6日目の記事で少しふれたオットー・ワーグナーの建築はシンプルに「美しい」と思えるものでしたが、フンデルトヴァッサーのこのドキドキワクワク感もまた違う楽しさと、やはり美しさがあります。

何より、国からの依頼を受けてこんな建築を作ってしまうその胆力が素晴らしい。
国のお金で。


5日目の記事でも書いたラートハウスマン(市庁舎の男)の件もそうだけど、こういう悪ふざけ大好き。


ちなみに、あまりのハマりように今回の旅行での嫁へのお土産もフンデルトヴァッサー関連にしちゃってたり。
オーストリアの宝飾ブランドFREYWILLEのピアス。フンデルトヴァッサーモチーフ。

http://www.freywille.com/english/our-creations/our-collections/hommage-hundertwasser

超可愛い。帰ってから嫁に着けてもらったけど超似合ってて可愛かった。