it's an endless world.

グロースをデザインするひと

【ウィーン旅行記 6】軍事史博物館&ウィーン郊外がっつり観光

migi.hatenablog.com


前回のブログで書いたとおり、4日目はお昼までアルスエレクトロニカを楽しんで夕方くらいにウィーンに戻ってきました。
ちょっと疲れがたまっていたので晩ごはんをスーパーで買ってその日は早めに就寝。

そのおかげで5日目は朝早くから観光を楽しむことができました。

この日は徒歩ではなく公共の交通機関を使って中心地以外を観光しようと思い。

そこで役にたったのがこのヴィエナシティカード。

www.wien.info


ウィーンの地下鉄・路面電車・バスに乗り放題なうえに博物館や飲食店での割引も効くという魔法のカード。
一日単位で購入できて€14ほどのお値段。かなりお得。

リアルなカードだけでなく、iPhoneアプリとしてのデジタル版もあったので私はそっちを購入しました。

https://itunes.apple.com/us/app/vienna-city-card/id1212815519?mt=8&at=10l8JW&ct=hatenablog

朝にお家を出る前に購入しておいて、あとは使うときにiPhoneから2次元コードをかざすだけ。楽。


お家の近くの地下鉄駅からまず向かった先はガソメーター。



変な形の建物ですがこちらもともとは名前の通り旧ガスタンクで、それが再利用されて住宅やら商業施設やらが詰め込まれた謎施設。

www.wien.info

シュピーゲルシリーズを読んでる人には「子供工場(キンダーヴェルク)」がある場所、と言えばアレだとわかるかと。


ガソメーターから地下鉄と路面電車を乗り継いで次に向かったのはウィーン中央墓地。

ウィーン中央墓地 - Wikipedia

かなりの広さ。墓地内は宗教によって区分けされててムスリムだけではなく仏教徒のお墓の地区もありました。

オーストリア史に関わる偉人のお墓もいっぱいあるのですが、一番凄いのがここ。
中央がモーツァルト、右がシューベルト、左がベートーヴェンのお墓。

まとめて感謝を伝えることができます。


ウィーン中央墓地を出て、バスで向かった先はウィーン軍事史博物館。

中世から第二次世界大戦までの武器を収めてある超俺得な博物館。
どの展示品にもドイツ語だけでなく英語のキャプションもついていて全体的に丁寧な博物館でした。




BattleFiled1で愛用していたGewehr。型はたぶん違うけど。

第一次世界大戦の引き金となった、サラエヴォ事件でフランツ・フェルディナンドプリンツィプに暗殺された際に乗っていた自動車。

暗殺されたときの服も展示されていると聞いていたのですが、私が行ったときにはあいにく無く。残念。








噂にだけは聞いたことがあった、手榴弾投擲用の弩(左奥)。

マジで使ってたのか。。

第二次世界大戦の際の子どものおもちゃ。

ボドゲっぽいの気になる。

中世のターン!


こいつらかわいい。


2時間近く軍事史博物を堪能した後は近くのシュヴァルツェンベルク宮殿裏の公園でお昼ごはん。
野菜が足りてない生活をしていたので野菜たっぷりのものを。
野菜+チーズ+ベーコン。ワインとの相性最高だったしワインも最高だった。

食後はまたコーヒー。本当にどこで飲んでもコーヒーが美味しい。さすがカフェ文化発祥の地。

そのすぐそばにあった21世紀美術館は残念ながら閉館日。でも建物は楽しかった。


次はまた路面電車でウィーンの北の端へ。

カール・エーンが作った集合住宅、カール・マルクスホーフ。

カール・マルクス・ホーフ - Wikipedia

これとフンデルトヴァッサー作のゴミ焼却場を観た後は再び南下して中心街の方へ。
フンデルトヴァッサーの話はまた後日)


次に訪れたのはジークムント・フロイト博物館。


こちらも英語の説明が充実。
特になんてことは無い場所ですが、ここで精神分析学が生まれたかと思うと、ここで無意識が発明されたかと思うと感慨深い。


そのあとに訪れた近くの「愚者の塔」は残念ながら改装中……。

愚者の塔 - Wikipedia

マリー・アントワネットのお兄ちゃんである皇帝ヨーゼフ2世によって建てられた大昔の精神病棟。が、いまは博物館に。
中の展示もけっこうエグいと聞いていたのに残念。
マイナースポットなためかあんまりネットに情報が無かった。。


そこから自転車でウィーン市庁舎に移動。

この、ウィーン市庁舎の上に立っている像はラートハウスマン。

これにまつわる話が大好きで。シュピーゲルシリーズを読んでる人は知ってると思うけど。
当時、ウィーン市庁舎を建築する際に近くにある教会よりも高い建物を作るとは何事だと怒られた建築家が、教会よりも1m低い建物を作ったあとにオープニングセレモニーで5.4mあるこの像を最後にクレーンで載せて、結局は教会よりも高い建物になったらしい。
こういう悪ふざけ大好き。こういう風に生きていきたい。


そこからまた歩いて中心街の中心へ。
これまたシュピーゲルシリーズでおなじみのアンカー時計。
毎時0分にそれぞれの時刻毎にオーストリアの歴史にちなんだ偉人の像が動き出すらしい。

まぁ、私が観に行ったときは0分になっても何も動かなかったんですけどね。。
壊れてたのかどうか知りませんが。間に合うように小走りで行ったのにー。
私と同じようにずっとこれを眺めて待っている人がいたのはちょっと楽しかったけど。


微妙に諦めきらずにこのアンカー時計が見えるカフェのテラス席でまたケーキとコーヒーを。

これも美味しかった。
時計はずっと動かなかったけど。


その後は、いろいろとおみやげを買いに中心街をまたぶらぶら。

皇室御用達のカフェデメルで有名なすみれの砂糖漬けを買ったり、DEMMERS TEEHAUSで紅茶を買ったり、MANNERでお菓子を買ったり。

オーストリアの宝飾品ブランドFREYWILLEにも寄って、嫁へのおみやげのめちゃくちゃ可愛いピアスを買えたのは本当に良かった。
帰ってから着けてもらったけど超可愛いし超似合ってた。良いお買い物ができました。


昨晩早く寝て疲れを癒やしたとはいえ、この日はまた活動しまくってしまったのでこの後はお家のそばで晩ごはんを食べてスーパーでお買い物をして帰宅。

さっきケーキ食べたばっかりだったので、晩ごはんでチキンをハーフサイズで頼んだらこれが出てきた。

1/2羽分の鶏肉。ハーフサイズ。
うん。間違ってはいない。


migi.hatenablog.com