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it's an endless world.

グロースをデザインするひと

ストレイシーフの面白さについて考えてみた

diary review boardgame

数年前から@らに誘われて、たまーに集まってつくばボドゲオフやってた流れで、いつの間にかウチにも非電源系ゲームがいっぱい。
今持ってるのが

で、友人らと部屋飲みするときにこれらでよく遊んでます。


どれもそれぞれ面白いんですが、個人的に一押しなのが最後のストレイシーフ。
どんなゲームかと言うとこんなゲーム。

説明は面倒だし一見複雑そうだけど、ルール自体はすごくシンプルです。


一言でこのゲームの本質を言うならば「複数人でプレイできる『Eカード』」だと私は考えています。(『Eカード』とは?
その理由は後述。


個人的にはかなり面白いこのゲーム、しかし残念なことにネット上で評判見てるとけっこういまいちなんですよねー。

悔しい。これが本当に悔しい。
ということでこの記事を書いてます。


上記リンク等々で、運ゲーだとかポイント確認フェイズがつまらないとかブラフの意味が無いとかいろいろ言われてますが、とりあえずそれぞれ反論したいなと。

運ゲー

違うと思います。
根拠として示すにはどうかと思うんですが、先日友人2人と一緒にプレイした際の得点表がこちら。

見て分かる通り一人圧勝。この記事を書いたのはこれを自慢したかったからなんかじゃないんだからね!
ちゃんと考えてプレイすれば運なんかじゃなくしっかり勝つことができますよ、と。

ポイント確認フェイズがつまんね

誰がどう嘘ついているかなんて覚えてないから最後のポイント確認フェイズがいまいち盛り上がらない、って意見がありますが、これ、カードを出すときにカードの上下を意識すれば誰がどう嘘ついてるかって丸わかりなんです。
実はシーフだけ裏面が上下逆にプリントされてるので、プレイの際に他の人からはこう見えて

自分からはこう見える状態になります。

んで、プレイ中は基本的にこの裏面の上下が揃うように一人ずつ出していって、「シーフ」と宣言して出すときだけその上下を逆にすれば、ポイント確認の際に誰がどう嘘ついているかはしっかりわかります。

ブラフの意味無くね?

これはけっこう重要な部分なので私が考える「ストレイシーフの面白さの本質」と一緒に説明します。


先述の通り、私はこのゲームの本質を「複数人でプレイできる『Eカード』」と考えています。
つまり、プレイヤーがやるべきことはEカードと同じく、

    1. 相手に悟られないようにさりげなく「シーフ」(Eカードでは「皇帝」)を出す
    2. 相手が出した「シーフ」を見破って「ナイト」(Eカードでは「奴隷」)を出す

ということ。
Eカードと同じく、相手の表情や仕草、これまでの傾向を見ながら相手が出してくるシーフに合わせてナイトを出したり、あるいは逆にそれを読ませないようにしながらシーフを出していくことになります。
このとき効いてくるのが「カードを出すときにノーブル/シーフ/ナイトのいずれかを宣言しなければいけない」というルール。このルールがあることで相手が宣言するときの言い方も判断の材料に加わります。これが本当に重要。嘘をつくときや重要なカードを出すときに、人によって癖が出まくりです。


また、Eカードの場合は相手は目の前の一人ですが、ストレイシーフの場合は(1.)は自分の下家を意識して、(2.)は自分の上家を意識してこれを行うことになります。これがEカードとの大きな違い。
さらに、大人数すぎると効果はあまり高くないですが、例えば3人くらいだと「ここで自分がこう宣言して出すと、下家はそれに影響を受けてこれを出すだろう、ということを上家が深読みしてこれを出してくるだろう、そこを攻めれる!」みたいなことまで考えてプレイすることが可能です。場を操るの楽しい楽しい。


もちろん、一回や二回のプレイだと相手の癖を読むも何も無いのでブラフの読み合いもほぼ無理ですし運ゲーになってしまいがちなのはしょうがないと思います。
でもそれはEカードやテキサスホールデムが一回二回のプレイじゃつまらないのと一緒。


「相手の嘘を見抜きながら、自分は上手に嘘をつく」系のゲームを好きな人だったらストレイシーフは絶対おすすめだと思うんです。
今までプレイしていまいちだった人がこの記事見て面白さを再発見したり、今まで手を出してなかったけどやってみようって人が出てきたら嬉しいです。

Stray Thieves + 拡張セット

Stray Thieves + 拡張セット

本当に良いゲームだと思うんだけどなーーーーーー。