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グロースをデザインするひと

川本真琴『音楽の世界へようこそ』

review


「The original, updated」


音楽の世界へようこそ

音楽の世界へようこそ

前作『gobbledygook*1』以来9年ぶりの川本真琴のオリジナルアルバム。


通して聴いて一番感じたのは「変わってないな」ということ。
もちろん昔みたいに少女の生々しい気持ちを歌詞にしているわけでもなく、あるいはまさしく「gobbledygook」な川本真琴特有の早口での歌唱というわけでもないのに、なぜかそう感じました。


たぶん、川本真琴の根本にある「川本真琴らしさ」が変わってないんだろうなと。
そしてその「川本真琴らしさ」というのはたぶん、上に書いたようなことじゃなく、川本真琴の持つ不思議な感性のことなんだろうなと。


個人的に、歌っている姿以外で一番印象に残っている川本真琴の姿は『桜』のリリースの最にカウントダウンTVに出演した際のトーク。
カウントダウンTVでよくある楽屋(?)での紹介トークとは別に、曲の前にピアノに座ってお客さんの前でトークをしていて、詳しくは忘れたけどそれがとても不思議な内容だったことを覚えています。それこそお客さんがみんな( ゚д゚)ポカーンとなるようなデムパな内容だった気も。当時メディアが作り出していた川本真琴のイメージとはすごくかけ離れていて衝撃的でした。


そんな不思議な川本真琴が周りのJ-Popの流行に影響されることも無く、自分の中にあるもの、そして少し歳をとった中で自分で得たものを再び表に出してくれた。
これはそんなアルバムなんだろうなと思います。


そういう意味で「The original, updated」という言葉*2が自分の中でとてもしっくりきました。
川本真琴が本当に好きだった人にはオススメです*3



追記(2010/3/11)
カウントダウンTVに出た時の動画、ようつべに普通に上がってた!
10年ぶりくらいに見たけどやっぱりカオスwww

*1:

gobbledygook

gobbledygook

*2:もとはVolkswagen Golf GTiのキャッチコピー

*3:ついでに『gobbledygook』聴いた事ない人はそれも本気でオススメ!シングル曲もそれはそれで良いのですが、それ以外の曲の川本真琴の不思議さ&元気さのバランスが素晴らしい。