今日買った本5冊
なんか勢い余って一気に5冊も本を買ってしまったぜ!
アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!
ウチには相変わらず、積ん読状態の本もけっこう多いんだけどね。。
それはそれとて買った本をちょいと紹介。
Moon 1―昴〈スバル〉ソリチュードスタンディング (ビッグコミックス)
- 作者: 曽田正人
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/02
- メディア: コミック
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『昴』自体は、もう何年も前に変なトコで終わっちゃってて。それが去年からいきなり連載開始されて。んで、よーやく一巻が出ましたとさ。連載されてるのもちゃんとビッグコミックスピリッツで読んでるんだけどね。
ダンスやってる人にはもちろん、やってない人も楽しめる内容だと思う。
- 作者: 小林泰三
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2008/02
- メディア: 単行本
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小林さんは『玩具修理者』で有名なホラー作家。この人の作品は好きでほぼ全部読んでて。ホラー作家でもあり、SF作家でもありミステリー作家でもありファンタジー作家でもあり恋愛小説家であり、そして本職は三洋電機株式会社ニューマテリアル研究所にて移動通信体デバイスの開発に従事という謎の人物。すげぇ。
上に書いたような要素は全く別々にジャンル分けされてるわけではなく、ファンタジーとみせかけてよくよく考察してみると思いっきり物理学に裏付けされている世界だったり、SFにしても描写が妙に生々しくてグロかったり。クトゥルフとか吸血鬼ネタが大好きだったりするらしく多くの作品でその辺のモチーフが出てきたりもする。
今回のはタイトルからわかる通り、ミステリー。
小林さんが昔に書いたミステリー長編に『密室・殺人*1』という作品があるんだけど、これがまた変な作品で。Wikipediaにもこの作品について「異常な探偵小説である。どう異常かを書くとネタバレになるので、一読されたい。」という書かれ方をしてる通り、全くもって変な作品。オススメ。
だもんで、今回もかなり期待して読んでみたら。
期待以上の出来でした、と。
中身としては7編からなる短編集で、それぞれ「犯人当て」「倒叙ミステリ」「安楽椅子探偵」「バカミス」「SFミステリ」などのテーマが割り振られてて、それぞれ完結した作品として成り立っている感じ。本格ミステリーってあんま読んだこと無いんだけど(むしろそのせいか)特にひっかるトコも無く最後まで楽しくすらすら読めました。
それプラスに、主要な登場人物がほぼすべて今までの小林さんの作品に出てきた人々ってのにもニヤっとさせれたり。たぶん小林さんの他の作品を読んでなくても充分に面白い作品なんだろうけど。
ハードカバーで買ったけど、これは文句無しに良い買い物でした。
- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/24
- メディア: 単行本
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貴志祐介は『クリムゾンの迷宮*2』と『十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA*3』は読んだことあってけっこう好き。
今回の作品は、ノスタルジーを感じさせる系のお話と見せかけておいて思いっきりSFだそうな。この前も書いたけどやっぱこういうの大好き。買う前に立ち読みしてて筑波山とかでてきてたのにもムダに購買意欲をそそられました。
- 作者: 春日武彦
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/02/15
- メディア: 新書
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『MOON』と『モザイク事件帳』はもう読んだんで、『問題は、躁なんです』を片付けてから長い長い『新世界より』を読む予定。
そして番外。
今日買ったんじゃないけど、先週買ってまだ読みかけの本。『新世界より』を読み終えたらこれを読まなきゃ。
- 作者: 三浦俊彦
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2007/12
- メディア: 単行本
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この人の書いてる『論理パラドクス*6』『心理パラドクス*7』も名著なんで論理学が好きな人にはオススメ。「哲学的才能=確率的直感」と言い切ってしまうこの人がステキ。
まだ読んでないけどこの本の中身は、最近物理学でもある意味ブームな「人間原理」のお話っぽ。