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it's an endless world.

グロースをデザインするひと

『GEEEEEK』

鑑賞(旧)

金曜日の夜にaoiさんからいきなりメールが。
何やら、今観終えたダンスの公演がオレにオススメとのこと。

帰ってからウェブで公演の情報を調べてみたらこんなん感じ。

BABY-Q ダンス公演
「GEEEEEK - 愛の乞食と感情の商人、その家畜たち ───」

フライヤーはこんな感じ。
BABY-Q

フライヤーに付いてたコピー。

少々凶暴な世界
私たちは こんなかたちで産まれてきました
激しい反動と非常な愛を全身に込めて
逃げだしたい
私はそんなに自由でもないし、
そこにいきたい訳でもなかった
こんなかたちでも 愛してくれますか?
ほぅ。
素晴らしくオレ好みな感じじゃないですか。


とゆーわけで。
土曜日にさっそく観に行ってみました。



感想。

大ヒット。
大ヒットすぎる。
ぼくの心にクリティカルヒット
Wiz風に言うと「首をはねられた」。


基本的に作品のテーマとしては違うことなくフライヤーや上記のコピーのままで、まんまオレ好みで。


その上で、それを表現する技法が素晴らしかったと思います。

全体に流れるテーマ・雰囲気は統一されてるんだけど一場面一場面がけっこうはっきりしてたため、5分前後の小作品をオムニバス形式で次々と観た印象。
はっきりしすぎた感もあるけど。まぁ好みの問題か。
どのシーンも単体として成り立つようなものだったと思います。

舞台奥の壁を使って映像も多用されてたんですが、舞台上のリアルの身体と上手く絡ませてあって面白かったです。
イデアイデア
照明も音響も違和感無く、キレイに世界観の構築を担っていました。

そして。
ダンサーさん。

その身体が強烈にイメージに残っています。
確かに演出はすごかったけど、それに負けない身体/振付でした。
決して演出過多ではなく、肉体だけでも魅せれるものを演出がさらに持ち上げている感じ。

すげぇ気持ち悪かった。
器物としての肉体。
肉体としての器物。

行く前の段階でaoiさんから「ヤン・シュバなんとかが思い出された」と聴いてたけど、確かにヤン・シュヴァンクマイエルっぽい感じも。
サイレントヒルっぽいとも言えそうな。
フェティッシュな狂気。
肉体とその動きだけで世界を作り出せるってステキ。

自分でもビックリしたけど、公演が始まって早々、何故か勃っちゃってたし。
女性が赤い幕の向こうに上半身を隠す形で床に倒れていて、その身体が幕の向こうに引きずられて消えて行くシーン。
初っ端から世界に飲み込まれてました。


プロの公演を観に行くとやっぱりその演出や構成や振付に感動させられるんですが、それとは別に表現内容自体がこうも心にズキュンときたダンスの公演は初めてかも。
夏に観たサシャ・ヴァルツの『ケルパー』もオレの心にかなりきましたが、それ以上の魅かれ様です。

オレがダンサーを目指していたなら、絶対にこのカンパニーに入りたいと思ってただろうな。
今でも入りたいとはちょっと思うけど。

オススメしてくれたaoiさん、本気でありがとうございました。


ようつべにBABY-Qの別作品がうpされてんで張ってみる。

こんな感じ。

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