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グロースをデザインするひと

『LUNACY』

チェコの変態芸術家ヤン・シュヴァンクマイエル作の映画。
エドガー・アラン・ポーマルキ・ド・サドから着想を得て、30年間の構想の後に作られた挑発的な“哲学的ホラー”」 だそうな。


先日の日記でも書いたけど「ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展」でDVDをゲット。
“哲学的ホラー”って何だよ?とか思いつつ観てみたらこれが怖い怖い。

お化けが出てくるわけでもなくスプラッターシーンがあるわけでもないのに(むしろそういうのはオレは好きw)、観ながら不思議な恐怖を覚えました。マジ怖い。
観た後もしばらく頭の中にこびりつく恐怖。
人間についていろいろと考えさせられる恐怖。

サブテーマとしては「狂気」「精神病院」「自由」あたりがあるのかな。
この辺りについてちょっと考えてみたい方にオススメ。


ちなみにヤン・シュヴァンクマイエル的な「気持ち悪さ/コメディ」は充分に健在。
生肉のダンスとか…


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